からすのパンやさん

からすシリーズの「からすのパンやさん」は面白ネーミングを付ける天才

動物が主人公の絵本は非常に多いのですが、からすといういつも見る鳥が主人公となっている絵本「からすシリーズ」のからすのパンやさんは、子どもたちが大好きな本です。
1973年に出版されてからずっと、現代までお子さんが愛してやまない本の一つといっていいでしょう。

愛され続けてきたこのからすシリーズは色々な本として今、購入できます。
かなりビッグサイズの本もありますので、小さいお子さんに大きな絵を見せながら、楽しく、わかりやすくお話を読み聞かせ出来るでしょう。

それにからすが名づけるパンの名前がまたユニークです。
うさぎパン、かにパン、パンダパン、バイオリンパンにテレビパン、普通のパン屋さんには絶対に売っていないでしょ?と思う楽しいパンが一杯登場します。

登場するからすたちは自然に見るからすとは違い、カラフルです。
白、レモン色、リンゴ色、チョコ色、こんな色のからすたちなので、オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃんと呼ばれています。

からすのパンやさんのあらすじ

からすのまち、「いずみがもりのからすのパンやさん」のお話です。
このからすのパンやさんのところに、四羽のかわいい赤ちゃんからすがうまれます。
お父さんとお母さんは嬉しくて、四羽を大切にやさしく育てます。
せっせとパンやさんとして働き、赤ちゃんが泣けば飛んで行ってお世話をします。

でもそのためにパンが黒こげになることもあるし、半分だけ焼けたような状態になってしまうし、お店はちらかりだんだんとお客さんが減ってからすの一家はすっかり貧乏になってしまうのです。

そんな中でも子供たちはドンドン成長していきます。
売れ残ったこげたパン、半焼けのパンがからすの子供たちのおやつです。
このおやつパンはからすの国の子供たちの中で大評判となったため、からすのお父さんとお母さんは子供たちの意見を取り入れて楽しいパンを作り始めます。
すると、あんなに売れ残っていたパンがどんどん売れていったのです。

楽しいパン、こんなパンがあったらいいなとお話しできる

かにパンやうさぎパンなどは人間界のパンやさんにもあると思いますが、バイオリンパンやテレビパン、じどうしゃパンなどは非常に珍しい、いえ、あるかどうかもわかりません。
○○ちゃんだったら何パンがいいと思う?ママはバイオリンパンがいいななんてお話ができます。

からすたちは非常に個性的でユニーク、一羽一羽が本当に魅力的にいきいきと描かれています。
眼鏡をかけているからすがいる、からすって結婚するの?からすの国ってどこにあるの?という子供の素直な疑問を受けることが出来そうです。
色々な想像を膨らませながらお子さんと楽しめる本といえます。