しろくまちゃんのホットケーキ

子供の心にスッと入っていきそうな「しろくまちゃんのホットケーキ」

可愛くてシンプルな絵、ぱっと見てくまちゃんとわかり、配色もカラフルで印象的です。
小さいお子さんもこの絵本は文字を読むことが出来なくても、どんな状態なのかな?これはなにかな?という事がよくわかるでしょう。

マグカップやランチグッズ等のしろくまちゃんのホットケーキグッズがありますので、ママがファンになって集めているという事も多いです。

この絵本の特徴はなんといってもホットケーキが焼けていく情景が独特な擬音を使って描かれているという点です。
ホットケーキのたねをフライパンに入れる時、お玉から「ぼたあん」と流れてフライパンに「どろどろ」と丸くながれていきます。
それから最初はぴちぴちという音がして、ぶつぶつした状態になり、それからさらにひっくり返すときの「ぺたん」という音、そしてふくふくと焼けていき、くんくん・・・いい香りがしてきた・・・いよいよ出来上がり、なるほど子供もこれなら焼けていく工程がよくわかるだろうと感心します。

ただただホットケーキを作るという本

物語はしろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作るという単純なものです。
粉と卵、牛乳を混ぜて、たねができたらフライパンに入れて焼いて、ひっくり返してできる、でもこの工程が見開き2ページにわたり、順番に焼けていくさまがかかれているのです。
フライパンの上で色やぶつぶつした感じなど、焼けていくときに変わっていく様子が見事に描写されています。

これは子供も興味津々となります。
どんなふうに焼けていくのか、その時どんな音がするのか?ママやパパの読み聞かせを聞いている間、ホットケーキを頭に思い浮かべます。
絵本ではその細かな描写がされているので、これがぼたあんの時だねとか、これがぴちぴちいっている時だね、これはふくふくとおいしそうに膨らんできたところだね、など、お子さんと楽しくお話ししながら読んでほしいです。

心が温かくなるのはホットケーキだから?

子供も大人も大好き、小さい頃から食べ慣れているホットケーキ、だからこそ心がふと温かくなるのかもしれません。
自分が小さい頃、お母さんが焼いてくれるホットケーキが本当に大好きで楽しみだったという人、多いんじゃないでしょうか。

ホットケーキはお子さんも大好きですから、おいしそうにえがかれているホットケーキと、可愛いしろくまちゃんに心がほっこりするのです。
最後に、お友達のこぐまちゃんとしろくまちゃんが一緒にお皿を洗ってお片付、きちんとお片付するという所も絵本の中でやさしく教えてくれます。

温かい気持ちになる事が出来る、子どもと一緒に食べたいねなんて会話しながらお話、読み聞かせ出来る素敵な絵本です。